恵比寿神社の恵比寿講「べったら市」10月19日・20日

べったら市の画像

代官山から恵比寿液の方面に向かって歩いていたら、歩道にすごい数の出店が立ち並んでいました。

帰ってネットで調べたら、恵比寿神社の「恵比寿べったら市」というイベントだったようです。

恵比寿べったら市は、10月19日・20日に毎年開催されているそうです。

恵比寿神社の例大祭の写真

恵比寿駅西口から代官山方面に向かう歩道に屋台がずらりと並んでいます。

恵比寿講の画像

恵比寿講の屋台の画像

恵比寿神社の例大祭の屋台の画像

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恵比寿神社のえびす講(恵比寿講)「べったら市」

恵比寿べったら市は古くから続いている「えびす講恵比寿講)」というお祭なんだそうです。

えびす講(恵比寿講)とは?

10月は全国の八百万の神(やおよろずのかみ)八百万の神様が出雲大社(島根県出雲市)に集まって会議(人々の縁組みについての相談)をされると考えられています。
そのため、10月は「神無月(かんなづき)」といわれます。(逆に出雲では日本国中の神様が集まるので神有月というそうです)

八百万の神様は出雲大社に出かけてしまいますが、中には出雲に赴かない「留守神」という神様もいて、「えびす神」は留守神としてよく知られています。

「えびす神」の「えびす」は通常は「恵比寿」と書きますが「夷」や「戎」とも書き、異郷からきて人々に幸福をもたらしてくれる来訪神(まれびと)としてあがめられてきました。

えびす神は七福神の一神で、右手に釣竿、左手に鯛を持っており、もともと漁業の神として漁民に信仰されましたが、農村では田の神として信仰され、都市では商いの神として商人に信仰されるようになりました。

八百万の神がいなくなる10月に留守をあずかる「えびす神」に感謝して、五穀豊穣や家内安全や大漁や商売繁盛を祈願するのが「えびす講(恵比寿講)」というお祭りなのだそうです。

えびす神は商売繁盛の神様なので、商売人はえびす講に合わせて安売りイベントや商業祭というイベントを行う地域もあるそうです。

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べったら市とは?

えびす講では元々は鯛や大根の浅漬けが売られており、鯛や大根の腐敗臭がしたことから江戸時代には「くされ祭」と呼ばれていたそうです。

その後、大根のべったら漬け(糀をつけた浅漬け)がよく売られたので「べったら市」と名前が変わったそうです。

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