イチョウ(銀杏)の花言葉・名前の由来・別名・誕生花・紅葉したイチョウの写真の紹介です。
イチョウ(銀杏)
ワンコの散歩で出会ったお花☆イチョウ(銀杏)
イチョウの写真
イチョウが黄色く色づいていました★
辺り一面、黄色いイチョウの落葉の絨毯です。
イチョウは長寿な樹木で樹齢1000年以上のものもあることから「長寿」という花言葉がついています。
延々と続くイチョウ落葉の絨毯を踏みながらお散歩です。
イチョウの基本情報
科名:イチョウ科
原産地:中国
樹高:20m-30m
イチョウの葉が黄色く紅葉するのは何故?
紅葉といえばその字の如く葉が紅くなることですが、イチョウのように黄色く紅葉する木もあります。
これはどうしてかというと、赤く紅葉する木は葉にたくわえている糖分がアントシアニンの赤色の色素を生みだしますが、イチョウは糖分が幹に吸収されるので葉に糖分のたくわえがなく、アントシアニンを作り出すことができないため赤くなれないのです。
どの木の葉にも黄色のカロチノイドが含まれおり、夏の間は緑色のクロロフィルが強く出るため緑色の葉をしていますが、秋になるとクロロフィルが分解されて緑色が消え、アントシアニンの元になる糖分を葉にたくわえている木はアントシアニンを生み出して赤色に紅葉し、糖分を葉にたくわえていないイチョウなどの木は元々あったカロチノイドの色が全面に出るため黄色に紅葉します。
ギンナンの食べ過ぎに注意
イチョウの実のギンナンは栄養豊富ですが、一度に多く食べた場合は1~12時間後に腹痛・嘔吐・下痢・頻脈・痙攣・呼吸困難などの中毒症状を起こす場合があり、最悪の場合、死に至るケースもあるそうです。
これはギンナンに含まれるチルビリドキシ(MPN)がビタミンB6の欠乏を引き起こすことが原因といわれています。
とくに子供は数粒でも中毒症状が出る場合があるので注意が必要です。
イチョウ(銀杏)の名前の由来
イチョウという名前は、中国名の「鴨脚(ヤーチャオ)」の発音が元になっているという説があります。
中国名の「鴨脚」はアヒルの足のことで、イチョウの葉がアヒルの足に似ていることに由来します。
イチョウの漢字の「銀杏」は、殻が銀白で、実の形がアンズに似ていうことに由来します。
イチョウの漢字表記は「銀杏」以外に「公孫樹」や「鴨脚樹」があります。
「鴨脚樹」は中国名の「鴨脚」に由来し、アヒルの足のような葉をつける樹という意味です。
「公孫樹」もイチョウの中国名で、人(公)が植えてから実がなるまでに孫の代までかかることに由来しています。
イチョウの花言葉
「荘厳」
「長寿」
「鎮魂」
「しとやか」
「詩的な愛」
誕生花
イチョウは10月26日、11月21日の誕生花です。
写真の詳細
この記事のイチョウの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM