上野の不忍池の蓮(ハス)の花の写真・蓮の花言葉・名前の由来・別名・誕生花・蓮を国花とする国・蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の違いの紹介です。
不忍池の蓮の花
上野の不忍池に行ったら蓮(ハス)の花が咲いていました。
お昼過ぎに行ったので、花はもう閉じかけていました。
蓮の花は朝に開いて午後に閉じるので、開いているお花を見たい場合は午前中に行かないといけないみたいです。
不忍池の蓮の開花時期は7月中旬~8月中旬ということなので、まだまだ見頃は続きます。
蕾もまだいっぱいありました。
今回はiPhoneしか持っていなくてお花の写真をアップで撮れなかったので、午前中に行けるときがあったら今度は望遠カメラを持って蓮の花のアップを撮りたいと思います。
不忍池はこの時期は蓮で覆われてしまっているので、蓮がないちょっとした隙間に鯉が溢れていました(@_@)
不忍池のそばにある下町風俗資料館。
明治~昭和の下町の資料を展示している資料館です。
あの郵便ポストにお手紙を入れてもいいのかな??
不忍池の周囲には出店なども出ていました。
不忍池の弁天堂の前の絵馬とおみくじ。
不忍池の弁天堂の隣にある大黒天堂。
上野公園と言えば、西郷隆盛像は外せませんね。
でもあんまり人気がないようで、誰も写真を撮っていませんでした(@_@)
蓮の基本情報
科名:ハス科
開花時期:7月~8月
花色:白、ピンク
蓮について
蓮は泥水の中から生じて清浄な美しい花を咲かせるので、仏教では仏の智慧や慈悲の象徴とされています。
中国では、俗人に染まらない「君子の花」とされています。
蓮根(れんこん・はすね)はハスの地下茎が肥大したものです。
蓮根は穴があいていることから「先を見通す」ことに通じて縁起が良いとされ、正月のおせち料理にも用いられます。
中華料理店などで使われるレンゲスプーン(散蓮華・れんげ)は、ハスの花(蓮華)から散り落ちた一枚の花びらに見立てられているそうです。
蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の違い
蓮は水面より上に花が咲きますが、睡蓮は水面に浮かぶように花が咲きます。
蓮の葉は円形で光沢がなく水を弾きますが、睡蓮の葉は切れ込みがあり光沢があって水を弾きません。
蓮は花托があり、地下茎は蓮根として食べられますが、睡蓮は花托がなく、地下茎は食用に向きません。
蓮を国花とする国
インド、マカオ、ベトナム(紅い蓮)
蓮(ハス)の名前の由来
蓮(ハス)は花托(花床)が蜂の巣に似ていることちなみ「はちす」と呼ばれ、それが「はす」に転訛したといわれます。
蓮の別名
蓮の別名は、水芙蓉(スイフヨウ)、不語仙(フゴセン)、池見草(イケミグサ)、蓮華(れんげ)、水の花(ミズノハナ)、ハチスです。
蓮の英名は「Lotus(ロータス)」、「Indian lotus」、「Sacred lotus」です。
蓮の花言葉
「清らかな心」
「神聖」
「離れゆく愛」
「雄弁」
「休養」
「救済」
「沈着」
蓮の花言葉の由来
「清らかな心」という花言葉は、蓮が泥水の中から生じて、気高く清らかな花を咲かせることにちなみます。
「雄弁」という花言葉は、蓮がエジプト神話に登場する神のオシリスに捧げられる花で、オシリスが雄弁であったことに由来します。
「離れゆく愛」という花言葉は、ひとつのハスの花の咲いている期間がとても短く開花して4日目ぐらいには散ってしまい、散る時は花びらが1枚1枚剥がれるように落ちていくので、それがだんだんと気持ちが離れていく恋人たちの心に例えられています。
「休養」という花言葉は、蓮の花はが早朝に開き、午後になると少しずつ閉じていき、毎日規則正しく休憩時間をとっているようにみえることに由来します。
誕生花(蓮)
蓮は7月3日、7月8日、8月15日、9月26日の誕生花です。