先日、横浜スパークリングトワイライトの花火大会を見に行きました。
横浜スパークリングトワイライトの花火大会は山下公園などからも見えるのですが、今回はマリーンルージュというレストラン船から花火を観覧しました。
横浜スパークリングトワイライトの花火大会
横浜スパークリングトワイライトの花火大会は土日の2日間開催され、打ち上げられる花火は3000発ほどで花火大会としてはそれほど大きな規模ではないのですが、山下公園がメイン会場なので交通の便がいいのと、2日間続けて開催されるので人出が分散され、通常の花火大会ほど混雑しないのが魅力です。
とは言っても、やはり大きなイベントなのでかなりの人出で、開始2時間前に山下公園に行ったときにはかなり大勢の人がもうすでに場所取りをしていました。
当日はあいにくのお天気でずっと小雨が降っていたのですが、場所取りをしていた人は皆さん、雨の中で傘をさしてビニールシートの上に座って待っていらっしゃいました。
横浜スパークリングトワイライトの花火大会は梅雨の時期に開催なので、雨になる可能性が高いのが難点ですね…(・・、)
マリーンルージュ横浜花火クルーズ
5時半頃、マリーンルージュの乗り場に到着。
マリーンルージュの乗り場は山下公園の氷川丸の隣です。
5時45分から乗船受付が始まりました。
乗船受付後も結構待たされて、乗船できたのは6時ちょうどぐらいでした。
船内はちょっと豪華な感じです。
すぐに2階のレストランに案内されました。
お席は自由席で、1テーブルに4人が座れます。
なので、2人で行った場合には、相席になっちゃいます。
乗船してすぐにドリンクサービスが始まります。
ドリンクは飲み放題で、ビールやワインや烏龍茶やジュースが用意されています。
ビュッフェのお料理はもうすでにビュッフェ台に用意されていますが、お食事は出港時間の6時半からなのでそれまではおあずけです。
とりあえず、ワインを飲みながらお食事開始の時間まで待ちました。
6時半になると、お食事開始を知らせるアナウンスなどはべつになかったのですが、全員が一斉に立ち上がり、ビュッフェ台にどどっと向かいます(@_@)
チケットに添付されていた説明書に、ビュッフェだけど食べ放題ではないというようなことが書かれていたので、遅れを取ったら食いはぐれちゃう可能性もある、というわけで、私も慌ててビュッフェ台に向かいました。
で、大きなお皿2皿に、全種類のお料理を入れてきました。
人だかりのビュッフェ台からお料理を調達するので、盛り方なんて構っていられません。
とにかく、お料理を片っ端からお皿に乗っけていきました・゚・(;´゚д゚)ゞ・゚・
このお皿には「シーフードのマリネ」、「スモークサーモンとテリーヌの盛り合わせ」、「季節のサラダ」、「挽き肉の網脂包み焼き」、「鮮魚のゆず風味」、「鮮魚の蒸し焼き」、「トマトとモッツァレラチーズ」、「牛ホホ肉の煮込み」、「キングサーモンのオーブン焼き」、「本日のパスタ」の10種類のお料理が入っていると思われます。
でも、こんなにぎゅうぎゅうに入れちゃうと混ぜこぜになっちゃって、何がなんだかわかりません…(゚ω゚;)アジモ マザッチャッテルヨウナ キガ…
こちらのお皿には、「ミックスサンドウィッチ」、「シーフードとポテトニョッキのグラタン」、「牛フィレ肉と鴨の胸肉のロースト」、「ライスコロッケ」が入っています。
こちらはまだゆとりがありますね(^^;)
窓からは外の景色が見えていい感じです。
無事に食料を確保したと思って油断していたら、いつのまにかビュッフェ台にデザートが出ていたようで、私が気がついていたときには、果物のメロンやパインは見事にすっからかんになっていて、柑橘類とぶどうが少々とミニケーキだけがかろうじて残っていました。
とりあえず残っていたものを一通りお皿に乗っけてきました♪(・∀・)
そうこうしているうちに、花火開始のアナウンスが流れたので、3階のデッキに上りました。
外は小雨が降っていたので、雨合羽を着用して準備完了(。・ω ・。)ノ
待ちに待った花火が始まりました。
船上から花火を観るのは初めてなので、ドキドキワクワク。
花火からは少し距離があったのですが、何も遮るものがないのでとてもよく見えました。
■花火の動画
という感じで、小雨の中、デッキの上で30分程のあいだ花火を観覧しました。
その後もしばらくのあいだ、デッキで夜景を楽しみました。
雨でちょっと霞んでいますが、遠くの方にみなとみらいの夜景が見えます。
雨がひどくなってきたので、2階のレストランのお席に戻りました。
ビュッフェ台にはもうほとんど何もありません。
ドリンクはまだまだいっぱい並んでいたので、食後のワインを飲みながら、窓の外の景色を楽しみました。
そして、8時半に港に到着して下船しました。
楽しかったので、あっという間の2時間半でした。
手前に写っているのがマリーンルージュです。
奥に写っているのはマリーンシャトルです。
マリーンシャトルのほうがマリーンルージュよりちょっと大きいようですね。
下船したのは花火が終わってから30分ほど経っていたので、山下公園はもう人がほとんどいませんでした。
なので、駅もそんなに混雑していないだろうと思っていたのですが、最寄りの元町中華街駅に行くと混雑のため入場規制になっていて駅に入れませんでした(*〇o〇*)
世の中、そう甘くはありませんね。
仕方なく、カフェで30分ほど時間を潰してから元町中華街駅に行くと、すぐに駅に入れて、始発駅ということもあって電車にも座れました。
そんな感じで、今年初めて行った花火大会はちょっと悪天候ではありましたが、とても楽しく過ごせました。
マリーンルージュ横浜花火クルーズの感想
マリーンルージュは船内がすごく綺麗で快適でした。
私はすぐに船酔いしていまうのでちょっと心配していたのですが、マリーンルージュは船体が大きいからか揺れはほとんど気になりませんでした。
周囲に小さなクルーザーや屋形船などが見えましたが、やはり小さな船はかなり横揺れしているようだったので、船酔いをしやすい人は、小さな船は厳しいかもしれません。
マリーンルージュのビュッフェのお料理は、ビュッフェだからきっと大したことないんだろうな…と思っていたのですが、予想していたよりもちゃんとしたお料理でした。
普通のビジネスホテルのビュッフェぐらいのクオリティーはあったと思います。
ただ、花火クルーズということで客数が多かったからかもしれませんが、ビュッフェ台のお料理はあっというまになくなってしまい補充もないので、食べてみて気に入ったのでもう一度取りに行こうというようなことはできませんでした。
最初に取った分で終わり、という感じです。
とくに、あとでビュッフェ台に出てきたデザートはかなり少なめだったので、早めに取りいかないと取りそびれちゃうかもしれません。
というわけで、マリーンルージュのビュッフェはちょっとサバイバルな感じで、優雅な気分でお食事をする、というような感じではありませんが、今回のクルーズは花火観覧がメインでお料理はオマケのようなものだと考えると充分にいいお食事だったと思います。
飲み物は飲み放題で、ソフトドリンクもアルコール類も充分な量がありました。
サービスは、スタッフの方がお写真を撮るために各テーブルを回ってきてくれたりして、とてもいい感じでした。
で、肝心の花火ですが、小さいクルーザーや屋形船はかなり花火に近い場所にいましたが、マリーンルージュは少し遠い場所からの観覧でした。
大きい船が前に出ると小さい船の邪魔になるので、大きい船は少し離れた場所にしか停まれないのかもしれません。
なので、花火はものすごく迫力があったというわけではありませんが、広々とした船のデッキでのんびり観覧できるというのはとても贅沢な気分でした。
乗客は定員ぎりぎりぐらいまで乗っていたと思いますが、デッキはかなり広いので全員がデッキに出ても人で溢れているというようなことはなく、充分スペースのゆとりがありました。
花火が終わったあとも30分ほど横浜の夜景を見て回るナイトクルーズをしてからの下船なので、花火直後の人の混雑を避けられてよかったです。
そして何よりも、花火が始まる直前までクーラーが効いた快適な船内でゆっくり座って飲食をしていられるというのが花火クルーズの最大の魅力だと思います。
今回は雨だったのでとくにその恩恵を受けらました。
横浜スパークリングトワイライトの花火は打上数が三千発ほどなので30分ほどで終わってしまい、あっという間という感じで、1万発以上の打上数がある大規模な花火大会に比べるとちょっと物足りないような感じがしました。
でも集中して見るには、30分ぐらいがちょうどいいかもしれません。
横浜スパークリングトワイライトの有料観覧席と花火クルーズの比較
横浜スパークリングトワイライトの花火大会は、大さん橋の有料観覧席もあります。
マリーンルージュと大さん橋の有料観覧席のどちらが近くで花火を見られるかというと、大さん橋のほうがかなり近いような感じがします。
ただ、花火にかなり近い場所に停泊していた船もあるので、船によっては大さん橋よりも近くで花火が見られるかもしれません。
マリーンルージュの花火クルーズのチケットは通常は一般に販売されていますが、今回は何社かの会社で貸し切って、それぞれの会社が販促や顧客サービスや宣伝などでチケットを配布していたようです。
なので、今回はチケットの一般に販売はされていませんでしたが、もし普通に販売されていたら、価格は多分1枚15,000円ぐらいだと思います。
マリーンルージュ以外の船の価格もだいたいそれぐらいの価格です。
大さん橋の有料観覧席は椅子がついた指定席でも1人3,000円です。
花火クルーズはお食事やクルーズがつくので価格が高いのは当然なのですが、それでも1人12,000円の差は大きいような気がします。
なので、場所取りなどをせずにリーズナブルな価格で花火を近くで観たい場合は、大さん橋の有料観覧席はかなりおすすめです。
少々値が張ってもいいので、花火の前後も快適な空間でのんびりくつろいで過ごしたいという場合は花火クルーズがいいと思います。