先日、横浜みなとみらいスマートフェスティバル2019の花火大会をロイヤルウイングというレストラン船から観覧しました。
みなとみらいスマートフェスティバル2019
横浜の「みなとみらいスマートフェスティバル2019」の花火大会「スカイシンフォニー in ヨコハマ」は、打ち上げ数が約2万発というかなり規模の大きい花火大会です。
臨港パークに有料席もありましたが、今回は船から観覧しました。
横浜の大きなクルーズ船で人気があるのはマリーンルージュとロイヤルウイングで、先月の横浜スパークリングトワイライト花火大会のときはマリーンルージュに乗ったので、今回はロイヤルウイングに乗ってみることにしました。
ロイヤルウイングの花火クルーズ
みなとみらいスマートフェスティバルの花火大会は7時半開始ですが、ロイヤルウイングの花火クルーズの出航時間は5時なので、4時過ぎ頃に出航場所の大さん橋に行きました。
ロイヤルウイングは、マリーンルージュよりも更に大きなレストラン船で、旅客定員は630名なんだそうです。
近くで見るとかなり大きいです。
乗船すると、ピアノの生演奏がお出迎え。
優雅な雰囲気です。
スタッフに案内されてレストランに行くと、まだ4時半なのにもうすでに食事が始まっていました。
ロイヤルウイングの食事は中華のビュッフェです。
点心やらチャーハンやらエビチリや唐揚げなど、中華料理の人気メニューが一通り揃っていました。
中華じゃないけど、カレーのようなお子様が喜びそうなものもありました。
ランチを遅い時間に食べてしまい、まだお腹がいっぱいだったので、点心やデザートを中心に取りました。
ヘルシーなチョイスです。
手前のお皿には、あんかけフライ麺、春巻き、餃子とシュウマイ、焼豚、鶏肉とカシューナッツの炒めもの、ゴマ団子とクッキー。
フカヒレスープ(あんまりフカヒレ感はなかったような感じですが…)。
サラダ
フルーツ(マンゴーたっぷり)
杏仁豆腐(アロエ入り)
ドリンクも飲み放題で、中華料理に合わせて杏露酒や梅酒もありました。
とりあえず、杏露酒のロックとオレンジジュースをいただきました。
5時になると船が動き出しました。
席は全員窓に面した席で、窓に面していない席は使用されていませんでした。
4時半から花火が始まる7時半までの3時間、窓の外の景色を眺めながら、食事をしたりドリンクを飲んだりしてのんびり過ごしました。
窓の外は夕焼けです。
窓の外の景色が素敵だったので、まったく退屈しませんでした。
花火開始の時間になるとデッキに上がりました。
外は暑いだろうなと思っていたのですが、海上だからか風が涼しくて気持ちよかったです。
いよいよ花火開始。
ロイヤルウイングが停泊したのは打ち上げ場所から少し離れた場所だったので、ものすごく間近で花火を見られたわけではないのですが、広々としたデッキでのんびりとした気分で花火を楽しめました。
花火大会の開催時間は25分だったので、あっという間に終わってしまったという感じなのですが、内容はものすごく濃かったです。
■花火の動画
花火が終わったあともしばらく間はデッキで潮風に吹かれながら、みなとみらいの夜景を楽しみました。
先月にマリンルージュに乗ったときは小雨が降っていたので夜景が霞んであまりよく見えませんでしたが、今回はとても綺麗に見えました。
横浜ベイブリッジ
船内に戻ると、ビュッフェ台にお料理がまだ全種類揃っていました。
ビュッフェ開始と同時にほとんどのお料理がなくなってしまうマリンルージュのビュッフェとは大違いです。
もうお腹がいっぱいだったので、紅茶と一緒に軽くお茶菓子だけをいただきました。
8時半頃に大さん橋に到着。
ロイヤルウイングの下船しました。
ロイヤルウイングとお別れです。
楽しい時間をありがとう(*゚▽゚)ノ~~~
大さん橋の最寄り駅は元町中華街で、花火会場のみなとみらいからは少し離れているのでそれほど人の混雑もなく、スムーズに電車に乗れて、元町中華街は始発駅ということもあって余裕で座れました。
みなとみらいスマートフェスティバルの花火大会の感想
みなとみらいスマートフェスティバルの花火は、初っ端からフィナーレのような派手さで大きな花火がじゃんじゃん上がり、そのまま息つく暇もなく最後までパワー全開のまま突っ走るというような感じでした。
開催時間わずか25分の間に2万発のもの花火を上げるのだから、最初から最後までマシンガンのように花火を打ち上げまくっているような感じです。
2万発も上げるのなら2時間ぐらいかけても充分に見映えがすると思うのですが、それを25分にぎゅっと凝縮しちゃったところがすごいと思います。
暗い夜空にポ〜ンと花火が上がって「わあ〜、きれい」というような風情のある花火大会ではなく、バババババババババババと花火が上がり続け、空は昼間のように煌々としているというような感じでした。
昔ながらののんびりとした風情のある花火大会も素敵ですが、こういうサイバーチックな花火大会もみなとみらいのイメージにマッチしていてすごくいいと思います。
ロイヤルウイングの花火クルーズの感想
船といえば船酔いが一番気になっちゃうのですが、ロイヤルウイングは大きい船なので揺れはほとんど感じず、すぐに乗り物酔いをしてしまう私でも全然平気でした。
先月に乗ったマリンルージュはロイヤルウイングよりも少し小さいからか、若干上下にふわふわと揺れているのを感じたのですが(船酔いするほどの揺れではありません)、ロイヤルウイングは上下の揺れもまったく感じませんでした。
お食事は、ロイヤルウイングのビュッフェは、マリンルージュのあっというまにビュッフェ台がすっからかんになってしまうようなサバイバルなビュッフェとは違って、充分な量が用意されていたので、少しずつ取ってきて、食べて足らなければおかわりを取りに行くというのでも大丈夫で、のんびりとお食事ができました。
ただし、お料理はそれほど豪華なものはありません。
質よりも量という感じです。
味は普通に美味しかったです。
席は1テーブルに2人で向き合って座るようになっているので、2人で行った場合に相席になる心配はありません。
マリンルージュの花火クルーズの場合は、2人で行くと相席になります。
花火の見え方は、マリンルージュのときと同じく、打ち上げ場所から離れた場所に停泊したので、少し迫力には欠けました。
大きな船は前に出ると小さい船の邪魔になるので、少し離れた場所にしか停泊できないのかもしれません。
なので、花火を間近で見たい場合は、ロイヤルウイングやマリンルージュのような大きな船ではなく、屋形船やクルーザーや漁船のような小さな船のほうがいいと思います。
ただ、小さな船は結構揺れているように見えたので、船酔いが心配な方は避けたほうがいいかもしれません。
今回のロイヤルウイングの花火クルーズの価格は1人2万円。
通常のロイヤルウイングの中華バイキング付きのナイトクルーズの価格は8千円ぐらいなので、差額の1万2千円が花火観覧料ということになります。
25分の花火大会の観覧料が1万2千円というのはちょっと高いような気がしないでもありませんが、花火開始直前までクーラーが効いた船内でのんびりできて、帰りも混雑に巻き込まれずに電車に座って帰れるということを考えると、それなりの値打ちはあると思います。
また、海からだとみなとみらいの夜景をバックにした花火が楽しめるので、陸から観るのとは違った雰囲気が味わえます。
ただ、陸の方からだと花火とシンクロさせた音楽も楽しめるようですが、海からだと残念ながら音楽は聴こえません。
音楽と花火のシンクロがちょっと気になるので、来年は混雑覚悟で臨港パークのほうから観てみようと思います。