ミソハギ(禊萩)の花の写真・花言葉・名前の由来・誕生花・ミソハギがお盆の禊ぎや供え物に使われる理由などの紹介です。
ミソハギ(禊萩)
散歩で出会ったお花☆ミソハギ(禊萩)
ミソハギの花の写真
ミソハギの花が咲いていました。
ミソハギは日本や朝鮮半島を原産とする宿根性の多年草です。
ミソハギはお盆には欠かせない花で、お盆の禊ぎやお供えに使われます。
ミソハギがお盆の禊ぎや供え物に使われる理由
ミソハギは旧暦のお盆のころに開花することや、お盆に帰ってくる仏様はミソハギについた露を好む、または仏さまは水がほしくてもミソハギの花の露でなければ口にされないという言い伝えがあることから、お盆の時の禊ぎをする枝や仏前に供える花として使われます。
昔の医書にミソハギが喉の渇きを止めるのに効くとあるので、亡者の渇きを癒すために、お盆の時の禊ぎや供える花にミソハギが用いられるようになったのではないかともいわれています。
長野県などでは、お盆の日にミソハギの花に水をつけて玄関先でおはらいをして祖霊を迎える風習があるそうです。
お盆の迎え火をたく前に、この花で周囲に水をまく風習は現在でも各地で見られます。
ミソハギはお盆に供える花として使われることから盆花(ボンバナ)という別名がついています。
お盆にミソハギの花穂を水に浸して添え物や御器を清める風習があることから、水掛草(ズカケグサ)とも呼ばれています。
ミソハギに基本情報
科・属名 ミソハギ科・ミソハギ属
原産地 日本、朝鮮半島
花期 7~9月
草丈 100~200cm
花色 ピンク・紫・赤紫。
ミソハギ(禊萩)の名前の由来
ミソハギ(禊萩)という名前は、「みそぎはぎ(禊ぎ萩)」が語源で厄払いの禊によく使われていたことに由来するという説や、「ミゾハギ(溝萩)」が語源で溝などの水辺に生えることにちなんでいるという説があります。
ミソハギの花言葉
「切ないほどの愛」
「慈悲」
「意思の固さ」
「愛の悲しみ」
「悲哀」
「純愛」
「みそぎ(禊)」
「純真な愛情」
「無垢な愛情」
誕生花
ミソハギは、8月13日・9月6日・10月11日・10月18日の誕生花です。
ミソハギの写真の詳細
この記事のミソハギの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
■ダイアリー
一昨日から新たな仕事が大忙し。楽な仕事なんだけど、慣れないのでちょっと疲れます…( ;・_・)