ノウゼンカズラの花の写真・花言葉・名前の由来・ノウゼンカズラに纏わるギリシャ神話・伝説・誕生花の紹介です。
ノウゼンカズラ(凌霄花)
ワンコの散歩で出会ったお花☆ノウゼンカズラ(凌霄花)
ノウゼンカズラの花の写真
ノウゼンカズラの花が咲いていました。
ノウゼンカズラの花はラッパのような形をしています。
勝利者などを祝福する際にトランペットを吹くことから、ノウゼンカズラは「名声」や「名誉」という花言葉がついています。
ノウゼンカズラに基本情報
科名:ノウゼンカズラ科
原産地 中国・北アメリカ
花期 7~9月
花色 オレンジ、朱赤 黄、赤
ノウゼンカズラの名前の由来
ノウゼンカズラという名前は、漢名の凌霄花(りょうしょうか)の「凌霄」を昔は「のうせう」と読んでおり、これが転訛して「ノウゼン」となったという説や、「凌霄」の音読みの「りょうしょう」が「ノウゼン」に転訛したという説などがあります。
「カズラ」は蔓性の植物の総称です。
漢名は凌霄花は、空(霄)を凌ぐように高く伸びていく花という意味で、ノウゼンカズラがつるを伸ばして木に絡みながら高くのぼっていくことにちなみます。
ノウゼンカズラに纏わるギリシャ神話
ギリシャ神話に登場するノウゼンカズラのお話。
ノウゼンカズラは元々は地を這う花でしたが、その美しさに一目惚した松に求婚され、ノウゼンカズラはその気持ちを受け入れ、松の幹にからみついて花を咲かせました。
しかし自由気ままなノウゼンカズラは杉や檜にも蔓を伸ばしてもたれかかるので、松はその度に悲しみに沈んだといいます。
ノウゼンカズラの伝説
江戸時代の「俳諧歳時記」に記されているノウゼンカズラのお話。
素娥〈そが〉という美しい仙女は宴席でお酒に酔ってしまい、髪に挿していた玉の簪(かんざし)を落としてしまいました。
慌てて探しましたが、どこを探しても見つかりませんでした。
その簪は木の上で美しく咲くノウゼンカズラの花に変わっていたのでした。
ノウゼンカズラの花言葉
「栄光」
「名声」
「名誉」
「光栄」
「華のある人生」
「豊富な愛情」
「名誉な女性」
「愛らしい」
「女性らしい」
「華やかな」
誕生花(ノウゼンカズラ)
ノウゼンカズラは7月14日の誕生花です。
以前に撮ったノウゼンカズラの花の写真
一昨年に撮ったノウゼンカズラの花の写真です。
ノウゼンカズラの写真の詳細
この記事のノウゼンカズラの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM