ポピー(ヒナゲシ)の花の写真・花言葉・名前の由来・別名・誕生花の紹介です。
ポピー(ヒナゲシ)
ワンコの散歩で出会ったお花☆ポピー(ヒナゲシ)
ポピーの花の写真
ポピーの花が咲いていました★
ケシの実(ポピーシード)は食用としてあんぱんに使われています。
ケシ科の植物の実から採れる乳液には、入眠や麻痺の作用があることから、紀元前400年頃のギリシアでは麻酔薬や睡眠導入薬として用いられていました。
その効能にちなんで「心の平静」「いたわり」という花言葉がついています。
ギリシア神話に登場する豊穣の女神デメテルはケシの花を摘んで心を癒やしたことから「なぐさめ」という花言葉がついたとされています。
また、娘を奪われた悲しみから眠れなくなってしまったデメテルに、眠りの神ヒュプノスがケシの実を与えて眠らせたことにちなんで「眠り」という花言葉がついています。
ポピーの基本情報
科名:ケシ科
原産地:ヨーロッパ南部、西アジア、トルコ東部、イラン北部、アジア北東部
開花時期:3~5月
花色:黄色、オレンジ、白、赤、ピンク
ポピーの名前の由来
poppyはケシ科の植物の総称ですが、日本では麻薬の原料となるものを「ケシ」、ならないものを「ポピー」と呼ぶことが多いようです。
ポピーという名前は、ラテン語で幼児に与えるお粥のことを指す「papa」が語源で、催眠作用をもつケシの乳汁をお粥にいれて子どもを寝かせ習慣があったことに由来します。
ポピーの別名
ポピーの別名は、雛罌粟(ひなげし)・虞美人草(ぐびじんそう)・ポピー・アマポーラ・コクリコ・長実雛罌粟(ながみひなげし)です。
雛罌粟(ひなげし)という名前の「ひな」は小さく可愛いらしいという意味で、可愛い花姿に由来します。
虞美人草(ぐびじんそう)は、中国歴史上の絶世の美女である虞美人のお墓にヒナゲシの美しい花が咲いたことから、人々はこの花を虞美人草(ぐびじんそう)と呼んだといわれています。
ポピーの花言葉
「いたわり」
「思いやり」
「恋の予感」
「陽気で優しい」
「なぐさめ」
「想像力」
赤いポピーの花言葉
「なぐさめ」「感謝」「喜び」
白いポピーの花言葉
「眠り」「忘却」
黄色のポピーの花言葉
「富」「成功」
品種別の花言葉
【ヒナゲシの花言葉】
「七色の恋」「心の平静」「乙女らしさ」「感謝」「別れの悲しみ」「休息」
【アイスランドボピーの花言葉】
「慰安」「感謝」「承認」「七色の恋」
【オリエンタルポピーの花言葉】
「夢想家」「妄想」「繁栄」「容認」「やさしい愛」
誕生花
ポピーは2月23日(ヒナゲシ)、3月2日(アイスランドポピー)、3月4日(アイスランドポピー)の誕生花です。
写真の詳細
この記事のポピーの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM