東京宝塚劇場の座席についての解説です。
東京宝塚劇場は1階席と2階席があります。
1階席は1列目〜7列目のセンターブロックがSS席で、それ以外はすべてS席です。
2階席は1列目〜6列目がS席で、7列目〜11列目がA席、12列目〜16列目がB席です。
東京宝塚劇場の2階席はすべての列に段差があるので見えやすい
東京宝塚劇場の1階席はフラットなので、自分の座高が低い、または前にいる人の座高が高いというような場合には、視界が遮られて舞台が見づらい場合があります。
列ごとに席の位置がずれていて、前の座席と座席の間に後ろの座席が配置されているので、前列の席の人の頭で視界の真正面が完全に遮られるということはありませんが、見たい舞台の位置が斜め前だったりするような場合には完全に視界が遮られてしまう可能性もあります。
一方、2階席はすべての列に段差があり、前の列より後ろの列がかなり高くなっているので、前に背の高い人がいても視界を遮られる心配はまったくありません。
1階席は出演者が通路にまで降りてくる場合があるので臨場感はありますが、舞台全体をゆったりと鑑賞したいのであれば2階席のほうがよさそうです。
とくに座高が低い方は2階席のほうが安心かもしれません。
端のほうの席は見づらい
1階席の場合、前のほうの端の席は舞台を横から見るような感じになるのでかなり見づらいです。
前のほうに行けば行くほど端の席は舞台との角度が急になるので、前のほうの端のほうの席はあまりオススメできません。
後ろのほうの席や2階席の場合は、端のほうの席でも真ん中のほうの席と見え方がそれほど大きく変わらないので、端のほうの席でもそれほど見づらくはないと思います。
東京宝塚劇場の2階席からの見え方
先日、東京宝塚劇場のにME AND MY GIRLを観に行ったときは2階席の最前列の中央だったのですが、かなり見やすかったです。
高さも、ほんの少し舞台を見下ろすぐらいの丁度いい高さでした。
首が一番疲れない高さ、という感じです。
2階席の後列になっていくほど高くなっていくので、舞台を上のほうから見下ろすという感じになっていきますが、それほど見づらいということはないと思います。
2階席の最前列から見た舞台の写真
写真でもわかるように、かなり間近に舞台があり、舞台全体を見るには丁度いい距離です。
2階席の最前列の中央の座席のチケットは取材者や招待客に優先的に配布される場合が多いので、やはり視界的にも音響的にも一番鑑賞しやすい特等席のような感じの場所なんだと思います。
視力があまり良くない私でも、肉眼で見づらいと感じることはありませんでした。
ただ、出演者の顔の細かい表情を見るには6倍以上ぐらいのオペラグラスがあったほうがいいと思います。
SS席の長所と短所
SS席(1階席の1〜7列目までのセンターブロックの席)なら肉眼で出演者の顔の表情まで見ることができますが、舞台が近すぎて舞台全体は見づらいという欠点があります。
たとえば、その時見ている役者さんの演技はよく見えても、そのときに少し離れた場所にいる他の出演者のリアクションは視界に入らない場合があります。
大勢の出演者が舞台全体に広がって踊っているような場合も、その全体像を見ることはできません。
なので、気に入っている特定の出演者の顔や動きだけに終始注目していたいというような場合にはSS席がベストですが、出演者全員の動きなどを見て舞台全体を楽しみたいというような場合には2階席のほうがいいと思います。
2階席+オペラグラスが一番快適
私は、2階席で舞台全体をゆったりと楽しんで、要所要所で出演者の顔の表情などをオペラグラスでチェックするという鑑賞方法が一番好きです。
出演者の細かい顔の表情などは、DVDやブルーレイを買えば家で何度でも観ることができるので、劇場に行った時には劇場でしか見ることができない舞台全体を楽しむほうがいいかな、と思っています。
持っているオペラグラスの性能にもよりますが、もしいいオペラグラスを持っていれば、3,500円という安値のB席でも充分に楽しめると思います。
【関連記事】
→オペラグラス(双眼鏡)の失敗しない選び方
取りにくい東京宝塚劇場の公演のチケットを取る方法
東京宝塚劇場のチケットは一般ではなかなか取りにくいのが現状です。
とくに人気のある公演では、普通にチケットが取れなくて、オークションで入手しようと思ったら定価の何倍もの値段につり上がっている場合があります。
宝塚の公演には三井住友ビザカードの貸し切り公演が何日間かあるので、私は三井住友ビザカードの貸しきり公演のチケットを申し込んでいます。
先日の2階席最前列の中央の席で見たME AND MY GIRLの公演も、三井住友ビザカードの貸し切り公演でした。
三井住友ビザカードの貸し切り公演のチケットは抽選なので外れる可能性もありますが、一般の申し込みでは絶対に入手できないようなすごくいい席が当たる可能性もあります。
宝塚の公演のチケットを少しでも有利に取りたい方は、三井住友ビザカードの貸し切り公演はかなり狙い目です。
私は宝塚の貸し切り公演のチケットが取りたかったので三井住友ビザカードを作ったのですが、宝塚の公演のチケットが取れるだけではなく、カードを作るだけで9,000円ものキャッシュバックがもらえるキャンペーンをやっていたのですごくお得でした(時期によってキャンペーンの内容は違うようです)。
【関連記事】
→三井住友VISAカードで9000円のキャッシュバックがもえらました
初年度は無料なので、とりあえず1年使ってみて、貸し切り公演の当選率があまり高くないようなら有料になる前に退会しちゃおうと思っています。
今は宙組のエリザベートの貸しきり公演のチケットの先行申し込みをやっています。
私はエリザベートは2公演分申し込みました。
またいい席が当たるといいな☆