梅の花の写真・花言葉・名前の由来・別名・誕生花・梅干しの歴史の紹介です。
梅(ウメ)
ワンコの散歩で出会ったお花☆梅(ウメ)
ピンク色の梅の花の写真
ピンク色の梅が咲いていました★
【使用カメラ】Canon EOS 80D【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
梅の果実
梅の果実は2cm〜3cmの球形の核果で、6月頃に黄色く熟します。
梅雨(つゆ)に梅の文字が使われるのは、梅の実が熟す頃に雨が多いことに由来しているそうです。
梅の字に「母」の字をが入っているのは、中国ではつわりのときに梅の実を食べる習慣があることに由来しているそうです。
梅の果実は強い酸味があり、梅干し、梅酒、梅酢、梅醤、ジャムの原料となります。
食用に適しているのは白い花を咲かせる白梅です。
梅の果実で最も有名な品種は白梅の南高(なんこう)で、梅干し用としてよく用いられます。
梅干しの歴史
梅干が庶民に普及したのは江戸時代で、各藩が非常食として梅干を作ることを奨励したため、梅林が全国で見られるようになりました。
梅干のしそ漬けや梅を砂糖漬けにした甘露梅なども江戸時代に普及しはじめたそうです。
江戸では大晦日や節分の夜に梅干に熱いお茶を注いだ「福茶(ふくちゃ)」を飲み、正月には黒豆と梅干のおせち「喰い積み(くいづみ)」を祝儀物として食べたそうです。
江戸時代に著された「雑兵(ぞうひょう)物語」には、戦に明け暮れる武士は食料袋に梅干の果肉と米の粉と氷砂糖の粉末を練った「梅干丸(うめぼしがん)」を常に携帯していたと記されています。
梅(ウメ)の名前の由来
梅(ウメ)という名前は、中国語の「梅(メイ)」や薬用の梅の実の「烏梅(ムエイ)」が転訛したという説や、花の美しさから「愛目(うめ)」と呼ばれるようになったという説などがあります。
梅の別名
梅の別名は、好文木(コウブンボク)、春告草(ハルツゲグサ)、木の花(コノハナ)、初名草(ハツナグサ)、香散見草(カザミグサ)、風待草(カゼマチグサ)、匂草(ニオイグサ)です。
好文木(コウブンボク)という名前は、皇帝が学問を好むと梅の花が咲き、学問を怠れば梅の花が開かなかったという故事に由来するそうです。
梅の花言葉
「高潔」
「上品」
「独立」
「あでやかさ」
「潔白」
「忠義」
白梅の花言葉
「厳しい美しさ」
「清香」
「気品」
「忍耐」
「澄んだ心」
紅赤の梅の花言葉
「忠実」
「優美」
誕生花(梅)
梅は1月3日、1月11日(白)、2月1日、2月7日、10月24日の誕生花です。
以前に撮った梅の花の写真
■昨年に撮ったピンク色の梅の花の写真
■一昨年に撮ったピンク色の梅の花の写真
【使用カメラ】Canon EOS 80D【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
■5年前に撮ったピンク色の梅の花の写真
【使用カメラ】EOS Kiss X5【レンズ】Canon EF50mm F1.8 II