某会社の社長のUさんのお招きで、赤坂の「井ざわ」という日本料理のお店で懐石料理をいただきました。
井ざわ
井ざわは赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京の近くの住宅街にある小さな日本料理のお店です。
個室があるのでくつろいでゆっくりとお食事ができます。
井ざわは以前は「阿部」という名前のお店で、そのときにはミシュラン一つ星を2年連続獲得しており、料理長も店舗もまったく同じで店名だけが「井ざわ」に変わったようです。
いただいたのは「夜の懐石・旬彩コース」と、おまかせワインコース。
おまかせワインコースのワインは、スパークリング、赤、白などの4種類の国産のワインがお料理に合わせて出てきます。
これが私にはちょっと量が多くて、かなり酔っ払っちゃいました(゚∀。)
井ざわ「夜の懐石・旬彩コース」
まずは食前酒のスパークリングワイン
先付・春海鮮と春野菜のサラダ仕立て
上にのっているのは白魚のかき揚げのようです。
お椀・相嘗 吉野打ち
相嘗はアイナメと読むようです。
アイナメは「鮎並」や「愛魚女」と書く場合がありますが、「相嘗」という字は知りませんでした。
吉野打ちというのは、吉野葛の粉末をまぶして(打って)お湯にくぐらせることなんだそうです。
白ワイン
お造里・旬の鮮魚
焼き物・みやじ豚ロース
みやじ豚は湘南のブランド豚なんだそうです。
上にのっている玉ねぎも美味しかったです。
またまた白ワイン
箸休め・カリフラワーとクリームチーズのムース
メイン・ほうぼう 燻風揚げ
ほうぼうは羽があるお魚なんだそうです。
赤ワイン
お食事・手綱寿司
甘味
抹茶
以上、お料理8種とワイン4杯と抹茶のコースでした。
井ざわのディナーの感想
派手さやインパクトはありませんが、どれも素材の良さを活かして丁寧に作られたお料理という感じでした。
サービスも上質なので、接待などでも安心して使えそうなお店です。
しかしどういうわけか、お客さんはあまりいらっしゃいませんでした。
六本木一丁目駅からも赤坂駅からからも溜池山王駅からも歩けるけど、どの駅からも5分かそれ以上歩かなきゃいけないという立地的な問題や、人通りがあまりない住宅街の中で目立つ看板も上がっていないので新規のお客さんを集めにくいというような事情があるのかもしれません。
というわけで、かなり穴場的な感じのお店ですが、個室があって雰囲気もよく、お料理もサービスもしっかりしているので何かと使い勝手が良さそうです。
会食、接待はもちろんのこと、誕生日や記念日などのお祝いや、顔合わせなどにも使えそうなお店です。
井ざわの店舗情報
■アクセス
六本木一丁目駅 徒歩5分 | 赤坂駅 徒歩8分 | 溜池山王駅 徒歩7分
■価格
旬彩コース 11,880円(飲み物代は別)
■お店の詳細と予約
井ざわ(一休)