モミジ(カエデ)の写真・種類・花言葉・誕生花・国花の紹介です。
モミジ(カエデ・楓)
ワンコの散歩で出会ったモミジ(カエデ・楓)
モミジの写真
寒くなってきたので、モミジももうそろそろ見納めですね。
モミジとカエデは植物学上は同じものですが、園芸においては、切れ込みが深く数が多いものをモミジ、切れ込みが浅く少ないものをカエデと呼んでいるようです。
モミジ(カエデ)の代表的な種類
日本にあるカエデの種類は30種類ほどあると言われています。
イロハモミジ
イロハモミジは日本で最もよく見られるカエデで、葉は子供の手のような形をしています。
イロハモミジ(いろは紅葉)という名前は、5~9つに分かれている葉を「いろはにほへと」と数えたことに由来するそうです。
サトウカエデ
サトウカエデは北アメリカ原産のカエデで、日本在来種のカエデよりも葉が大きく、樹高は30m~40mもあります。
メープルシロップはこのサトウカエデの樹液を煮詰めるたものです。
サトウカエデはカナダを代表する木で、カナダの国旗や金貨のデザインにも使われています。
日本には明治時代に輸入され、街路樹として利用されています。
イタヤカエデ
イタヤカエデは葉が掌状で左右対称の浅い切れ込みがあり、秋に黄褐色に色づきます。
イタヤカエデ(板屋楓)という名前は、葉が密生していて板でふいた屋根のよう雨よけになることにちなんでいるそうです。
イタヤカエデの樹液でメープルシュガーを作ることも可能で、第二次大戦直後の砂糖不足のときにはイタヤカエデのメープルシュガーが東北や北海道で製造されていたそうです。
今は建築材やバイオリンなどの弦楽器の木材として利用されています。
オオモミジ
オオモミジは大型の葉をつける種類で、日本の太平洋側に自生しています。
ヤマモミジ
ヤマモミジは日本に自生するイロハモミジやオオモミジの変種で、変わった葉の形をした品種が多く、園芸価値が高い枝垂れ形などもあります。
ハウチワカエデ
ハウチワカエデは葉の切れ込みが浅いウチワ状の葉をつける日本の固有種で、名月楓(メイゲツカエデ)という別名があります。
チドリノキ
チドリノキは日本固有種で、カエデ属ではめずらしい、掌状ではなくへら状葉をつけます。
メグスリノキ
日本の固有種で、「長者の木」「千里眼の木」「ミツバナ」という別名があります。
メグスリノキという名前は、戦国時代に煎じた樹皮を目薬として使用していたことに由来します。
モミジ(カエデ)の花言葉
「節制」
「遠慮」
「自制」
「大切な思い出」
「美しい変化」
「調和」
「隠栖」
「約束」
「謹慎」
「隠退」
「保存」
「非凡な才能」
「確保」
誕生花
モミジ(カエデ)10月3日、10月25日の誕生花です。
カエデを国花とする国
カナダ(サトウカエデ)
以前に撮ったモミジの写真
一昨年に撮ったモミジの写真です。
写真の詳細
この記事のモミジの写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D | EOS Kiss X5
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM | EF50mm F1.8 II