ノウゼンカズラの花の写真・花言葉・名前の由来・毒性・誕生花の紹介です。
ノウゼンカズラ
散歩で出会ったお花☆ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラの花の写真
小雨の中、ノウゼンカズラの花が咲いていました。
ノウゼンカズラは中国原産で平安時代に渡来しました。
ノウゼンカズラはつる性の落葉樹で、枝や幹から根を生やし、壁や木を這いながら上に伸びていきます。
ノウゼンカズラの寿命は長く、豊臣秀吉が朝鮮へ出兵した際に持ち帰ったものが、石川県金沢市の玉泉園に未だに残っているそうです。
【使用カメラ】Canon EOS 80D【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ノウゼンカズラに基本情報
科属名:ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属
学名 Campsis grandiflora
原産地 中国・北アメリカ
草丈/樹高 5~6m
花期 7~9月
花色 オレンジ、朱赤 黄、赤
ノウゼンカズラの毒性
ノウゼンカズラは危険な有毒植物であると書かれた図鑑がありますが、実際にはそれほど強い毒ではないようです。
ノウゼンカズラの花や樹皮は利尿剤や婦人病の漢方薬に用いられています。
ノウゼンカズラの花の蜜には、ラパコールという成分が多く含まれています。
このラパコールは抗癌作用があるといわれていますが、有毒性についてはまだはっきりとはわかっていないようです。
ただ、このラパコールはアレルギー性物質の一つと考えられており、ノウゼンカズラの花の汁が手につくとかぶれ、目に入ると炎症を起こすなどの事故が実際にあったようなので、花の蜜などに触れる際には注意が必要です。
ノウゼンカズラの名前の由来と別名
ノウゼンカズラの名前の由来は、ノウゼンカズラの漢名の凌霄花(りょうしょうか)の「凌霄」の読みを「のうせう、のせう」と呼んで、それが転訛して「ノウゼン」となり、そのあとに蔓性の植物の総称である「カズラ」をつけてノウゼンカズラという名前になったと言われています。
漢名は凌霄花は、空(霄)を凌ぐように高く伸びていく花という意味だそうです。
ノウゼンカズラの別名は、「チャイニーズ トランペット フラワー」や「チャイニーズ・トランペット・バイン」などがあります。
ノウゼンカズラの花言葉
「栄光」
「名声」
「名誉」
「光栄」
「華のある人生」
「豊富な愛情」
「名誉な女性」
「愛らしい」
「女性らしい」
「華やかな」
誕生花(ノウゼンカズラ)
ノウゼンカズラは7月14日の誕生花です。
以前に撮ったノウゼンカズラの花の写真
■一昨年に撮ったノウゼンカズラの花の写真
【使用カメラ】Canon EOS 80D【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
【使用カメラ】EOS Kiss X5【レンズ】EF35mm F2 IS USM