南禅寺の湯豆腐(京都)
総本家ゆどうふ奥丹 南禅寺
京都1泊2日旅行の2日目のランチは、南禅寺の三門のそばにある奥丹で湯豆腐をいただきました。
奥丹は最古の湯豆腐料理店で、創業は江戸初期1635年なんだそうです。
奥丹の入口です。
なんとなく、江戸時代の雰囲気が残っている…ような気がします。
中に入ると大きなお庭があります。
お食事はお座敷でいただきます。
メニューは「ゆどうふ一通り」のみです。
湯豆腐、とろろ汁、胡麻豆腐、木の芽田楽、精進天ぷら、御飯、香の物のセットです。
胡麻豆腐。
ワサビがのっています。
木の芽田楽。
豆腐の上にのっているのは白みそに木の芽を和えたものです。
湯豆腐。
写真を撮るのを忘れて少し食べちゃいました(≧▽≦;)
湯豆腐はネギや山椒などの薬味をかけて、お醤油ベースのお出汁につけていただきます。
薬味がいい感じです。
精進天ぷら。
お野菜の天ぷらです。
とろろ汁とご飯と香の物。
老舗だけあって、お料理は完成された感じの美味しさです。
ただ、お客の回転を早くするためにお料理は作りおきのものがほとんどです。
お料理が出てくるタイミングもすごく早くてちょっとバタバタしている感じなので、あんまりのんびりとお食事ができる雰囲気ではありません。
まあでも、観光客は観光のスケジュールが詰まっていてゆっくりとお食事をしている暇がない場合が多いので、ささっとお料理が出てきてささっと食べられるというのは、観光客相手のお店では大事な要素かもしれません。
お値段はお料理の内容からすると若干高めですが、『南禅寺で名物の湯豆腐を食べたぞ〜』という満足感と楽しい旅の思い出が得られるという付加価値を考えると、妥当なお値段かもしれません。
というわけで、奥丹は、落ち着いた雰囲気のところでゆっくりお食事がしたいという場合にはちょっと不向きですが、南禅寺に行った記念に湯豆腐を食べたい、という場合にはすごくいいお店です☆
さて、南禅寺を一通り観光したあとは、ぶらっと歩いて哲学の道とその周辺を散策しにいきました。
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