日本水仙(ニホンズイセン)の花の写真・水仙(スイセン)の花言葉・水仙に纏わる神話・中国の水仙の起源に関わる伝説・誕生花の紹介です。
水仙(スイセン)
ワンコの散歩で出会ったお花☆水仙(スイセン)
日本水仙(ニホンズイセン)の花の写真
日本水仙(ニホンズイセン)の花が咲いていました。
水仙はとても縁起の良い花と言われています。
中国では水仙は幸運の象徴とされており、旧正月には欠かせない花材となっています。
水仙はイギリスの国花の1つで、福井県の県花です。
【使用カメラ】Canon EOS 80D【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
水仙に纏わるギリシャ神話
ナルキッソス(ナルシス)はうぬぼれ屋の美少年で、冷たく女性達をあしらって傷つけてばかりいました。
そんなナルキッソスの高慢さに怒った復讐の女神ネメシスは、ナルキッソスに自分だけしか愛せないという呪いをかけました。
ナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋をし、そこから動けなくなってしまい、ついには死んで水仙の花になってしまいました。
そのため、水仙の花はうつむいて咲いているのだそうです。
水仙の花言葉の「うぬぼれ」や「自己愛」は、このギリシャ神話から生まれは言葉です。
「ナルシスト」という言葉もこの神話から生まれた言葉だそうです。
中国の水仙の起源に関わる伝説
ある冬の寒い日、乞食が貧しい老婆の家に訪れて食を乞うた際、老婆は残っていたご飯を惜しまずに乞食に与えました。
ご飯を食べた乞食は、老母の田に案内してほしいと言い、老母と一緒にその田へ行き、食べたご飯を田に吐き出して「これからは花を売って暮らしなさい」と告げて近くの湖に身を投じて姿を消しました。
やがて、乞食が吐き出した飯粒から芽が出て一面に花を咲かせ、老婆はその花を売って豊かに暮らすことができました。
湖に消えた仙人が授けてくれた花なので、その花は水仙花と呼ばれるようになりました。
水仙の英語名とフランス語名
水仙は、英語ではnarcissus(ナーシサス)、フランス語ではnarcisse(ナルシス)と呼ばれています。
これらの名前はギリシャ語のナルキソス(Narkisos)が語源で、「昏睡、無感覚、麻痺」という意味を持ち、水仙の球根が有毒で神経を麻痺させることに由来します。
水仙の花言葉
水仙全般の花言葉
「自己愛」
「うぬぼれ」
「神秘」
「尊重」
「我欲」
「愛にこたえて」
「私は美しい」
「自尊心」
「気高さ」
「冷たさ」
「愚かさ」
「エゴイズム」
「愛をもう一度」
日本水仙
「自己愛」
白い水仙
「神秘」「尊重」「自己愛」
黄色の水仙
「私のもとへ帰って」「愛に応えて」「もう一度愛して欲しい」「感じやすい心」「気高さ」
ラッパズイセン
「尊敬」「心づかい」「あなたを待つ自尊」「報われぬ恋」
口紅水仙
「すてきな装い」「詩人の心」「神秘」
誕生花(水仙)
水仙は、1月2日(黄)、1月3日(白)、1月4日(白、黄)、1月13日(白)、1月16日(ラッパズイセン)、2月9日(ラッパズイセン)、2月16日(ラッパズイセン)、3月1日(ラッパズイセン)、4月3日(黄)の誕生花です。
以前に撮った日本水仙(ニホンズイセン)の花の写真
4年前に撮った日本水仙の花の写真
【使用カメラ】EOS Kiss X5【レンズ】Canon EF50mm F1.8 II