タチアオイの花言葉・誕生花|梅雨を知らせる花・梅雨葵(立葵)

梅雨葵

タチアオイの花

立葵の花

タチアオイ梅雨葵立葵)の花の写真薬効花言葉名前の由来誕生花の紹介です。

タチアオイ(梅雨葵・立葵)

ワンコの散歩で出会ったお花☆タチアオイ梅雨葵立葵

タチアオイの花の写真

タチアオイの花が咲いていました。

梅雨葵の花

タチアオイは梅雨入りと梅雨明けを知らせる花だと言われており、そのことから「梅雨葵」という別名がついています。

タチアオイは梅雨入りの頃に下から順に花が咲きはじめ、てっぺんまで咲き揃う頃に梅雨が明けると言われています。

梅雨葵の花の画像

タチアオイはこぼれた種などからも発芽しやすく、道端でも元気に自生し、人の背丈以上に伸びます。

朝に花を開き、夕方には花を閉じて地面に落ちる「一日花」で、毎日新しい花を咲かせながら2ヶ月近く咲き続けます。

梅雨葵の画像

「葵」とはこのタチアオイのことを指す場合が多いようですが、京都の葵祭(加茂祭)を行う加茂神社の神紋で、徳川家の紋所として知られる葵は、このタチアオイではなくフタバアオイ(双葉葵)なんだそうです。

タチアオイ

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タチアオイの薬効

中国ではタチアオイ属の花は蜀葵(しょっき)と呼ばれ、花や根を干して生薬として用いており、根は漢方薬の蜀葵根(しょっきこん)として、胃腸薬や利尿剤に使われています。

日本に渡来した際も薬用植物として持ち込まれたそうですが、花が美しいことから日本で園芸用に改良が進められ、現在では主に観賞用として広まっています。

西洋でもタチアオイは古代から薬として利用されてきた最古のハーブで、昔は咳止め薬として用いられたそうです。

現在は花をハーブティーに用いる場合が多く、疲労回復、リラックス効果、美肌効果や、利尿効果、二日酔いやむくみの回復に効果があるとされています。

ヨーロッパでは若葉を食用にすることもあるそうです。

タチアオイの基本情報

科属名:アオイ科タチアオイ属

学名:Alcea rosea(Althaea rosea)

開花期:6~8月

草丈:1.5m-2m

花色:白、赤、ピンク、オレンジ、黄、黒、紫、複色など

花の形:一重咲き、八重咲き、ピオニー咲き

タチアオイ(立葵)の名前の由来

タチアオイ(立葵)の名前は、茎が真っ直ぐに立って伸びる葵という意味です。

アオイ(葵)という名前は、「仰日(アフヒ)」が語源で太陽を仰ぐように花が咲くことに由来するという説や、神を饗応する日という意味の「饗ふ日(あふひ)」が語源という説や、「逢ふ日(アフヒ)」が語源で万葉集の一首の中の「後も逢はむと葵(逢ふ日)花咲く」という句に由来するという説や、朝鮮語の「ahok」が語源という説などがあります。

タチアオイの学名の「Althaea rosea」のAlthaea(アルテア)はギリシャ語の「althaino(治療)」が語源で、薬効があることに由来します。
roseaは「バラのような」という意味で、美しい花姿に由来します。

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タチアオイの花言葉

「大望」
「野心」
「豊かな実り」
「気高く威厳に満ちた美」
「大きな志」
「高貴」
「熱烈な恋」
「平安」
「大きな望み」
「多産」
「使命」
「伝令」
「あなたの美しさは気高い」
「率直(黄色)」
「開放的(黄色)」

誕生花(タチアオイ)

タチアオイは、6月18日・6月23日・8月18日(黄)の誕生花です。

タチアオイの写真の詳細

この記事のタチアオイの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。

【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM

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