タンポポ(たんぽぽ・蒲公英)の花の写真・花言葉・名前の由来・別名・誕生花の紹介です。
タンポポ(たんぽぽ・蒲公英)
タンポポの花が咲いていました
タンポポの花の写真
タンポポは黄色いお花が多いのですが、白いタンポポ(シロバナタンポポ)もあるそうです。
タンポポの基本情報
科名:キク科
原産地:地中海沿岸・中央アジア原産
開花時期:3月~4月
花色:黄、白
タンポポと南風の物語
いつも寝そべって野原をぼんやりと眺めていたなまけものの南風は、ある春の日、野原で美しい黄色い髪の少女をみつけて恋に落ちてしまいました。その少女はタンポポだったのですが、南風はそれに気づかず、胸をときめかせて毎日黄色い髪の少女を見つめ続けました。
しかし、しばらくたつと少女は白髪の老女になってしまい、南風は悲しみのあまり大きなため息をつくと、そのため息に飛ばされて白髪の老女もいなくなってしまいました。
タンポポの「別離」という花言葉は、綿毛が飛んでいく様子にちなんでいます。
タンポポ(たんぽぽ・蒲公英)の名前の由来
タンポポは江戸時代には「鼓草(ツヅミグサ)」と呼ばれており、本物の鼓(つづみ)をたたくと「タン、ポンポン、タン、ポンポン」という音がすることから「タンポポ」と呼ばれるようになったともいわれます。
タンポポの別名
タンポポの別名は、鼓草(ツヅミグサ)・ツヅミバナ(鼓花)・チチグサ(乳草)・コウジョクソウ(構耨草)・ホコウソウ(蒲公草)です。
鼓草(ツヅミグサ)という名前は、タンポポの茎の両端を細かく割くと、和楽器の鼓(つづみ)という太鼓のような形になることに由来します。
タンポポの古名は、田菜(タナ)、布知名(フチナ)、藤菜(フジナ・フヂナ) 、グジナ、クジナ、ムジナなどがあります。
タンポポの英名は、ダンディライオン(dandelion)です。
この英名は、フランス語の「dent-de-lion(ライオンの歯)」が語源で、タンポポのギザギザした葉がライオンの牙を連想させることにちなみます。
ドイツでは、綿毛が飛んだ後のタンポポが旧教のお坊さんの剃った頭に似ているため「ポーペンブルーメ(坊主頭)」と呼ばれるそうです。
タンポポの花言葉
「愛の神託」
「神託」
「真心の愛」
「別離」
「思わせぶり」
「誠実」
「幸福」
「神のお告げ」
「軽薄」
「飾り気の無さ」
「謎めく」
「田園の神託」
「解き難い謎」
「楽しい思い出」
「また逢う日まで」
白花蒲公英(シロバナタンポポ)の花言葉「私を探して」「見つめて」
誕生花(タンポポ)
タンポポは2月18日、2月19日、3月13日、3月23日、3月29日、5月3日の誕生花です。
以前に撮ったタンポポの花の写真
1年前に撮ったタンポポの花の写真です。
写真の詳細
この記事のタンポポの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM
■ダイアリー
連休モードからなかなか抜け出せませんが、仕事モードに切り替えなきゃ(^^;)