帝国劇場(帝劇)の見えやすい座席はどこ?

帝国劇場の画像

帝国劇場帝劇)の座席についての解説です。

帝国劇場(帝劇)の座席

帝国劇場帝劇)の座席S席A席B席の3種類があります。

  • S席は1階の1列目から18列目までと2階席の1列目から5列目まで。
  • A席は1階のS席の後ろから最後尾列までの6列と、2階のS席の後ろの3列。
  • B列は2階のA席の後ろから最後尾列までの4列。
  • 帝国劇場の座席表の画像

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S席は場所によってはかなり見づらい?

帝国劇場の座席の画像

S席は値段が一番高い座席ですが、1階席は平坦で前の座席との段差がまったくないので、かなり見づらい席があります。

帝国劇場の座席は列の間隔が狭いので、1階の場合は前の方の席に座高の高い人がいたら視界がかなり遮られてしまいます。

また、端の方の座席も舞台を横から見るような感じになるのでかなり見づらいと思います。
おそらく、帝国劇場の座席の中で一番見づらいのはS席の端っこのほうの席なのではないでしょうか。

S席で一番いいのは最前列の中央付近の座席ですが、あまり前だと舞台全体が見えません。

ミュージカルやお芝居などの場合は舞台全体を観たほうが楽しめるので、1番前の座席が必ずしもいいとは限りません。

最前列は舞台に近い分、出演者の表情などがよく見えるというメリットはあるので、気に入ったタレントさんを近くで見たいという場合には最前列もいいのですが、舞台全体をゆくっりと見たいという場合には2階席の方が見やすいと思います。

2階席は舞台から少し離れるので、端の方の座席でもそれほど問題はありません。

また、2階席は前の座席との段差がかなりついているので、前の座席に座高の高い人が座っていたとしても視界を遮られる心配がありません。

なので、座高が低い方は1階席よりも2階席のほうがおすすめです。

ただ、2階席のS席は前から5列のみで、そのすぐその後ろにA席が3列あって、その後ろはかなり格安のB席になります。

つまり2階のS席の最後尾とB席の最前列は3列しか違いがないのです。
それで、チケットのお値段はS席はB席の3倍以上です。

これは、かなりS席のコスパが悪い、というよりB席のコスパがいいといえます。

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B席がおトク

先日、2階席のB席の最後尾列の端から2番めの座席でミュージカルのエリザベートを観たのですが、音響も視界もまったく問題なくて、視力がかなりよくない私でも全然問題なく楽しめました。

2階席の最後列の座席から見た舞台
帝劇(帝国劇場)2階席の写真

さすがに出演者の顔の表情までは見えませんが、オペラグラスがあれば、出演者の顔の表情を見たいときだけオペラグラスを使って見ることができます。
オペラグラスを持っていない方は、帝国劇場はオペラグラスの貸出があります。

ただ、オペラグラスのレンタルは有料なので、よくミュージカルや演劇を観に行く方は少しいいオペラグラスを1つ持っておいたほうがいいかもしれません。
私も最近よくミュージカルを観に行くようになったので、オペラグラスを買いました。

2階席は舞台を見下ろすような感じになりますが、そのほうが首も疲れなくてリラックスして見ることができます。

後ろの席に行けば行くほど端っこの席と中央の席との舞台の見え方の差がなくなってくるので、B席なら端っこのほうの席でも見づらいというようなことはありません。

で、チケット代金が3倍以上もするS席とはそれほど離れていないので、こんなに見えやすいいい席なのにどうしてこんなに安いんだろう?と思えてしまうぐらいです。

というわけで、特定の出演者を間近で見たいというような目的ではなく舞台全体を楽しみたいというような場合には、帝国劇場(帝劇)のB席はかなりお得な座席です。

私が次回に帝国劇場に行くときも、またB席+オペラグラスの組み合わせでゆったりと見たいと思います。

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