犬が急に狂ったように吠えながら走り回る病気|犬のてんかん

犬のてんかんの画像

うちのワンコはてんかん癲癇)持ちです。

最初に発作を起こしたのは6年前でした。


寝ていた犬が急に吠えながら暴れて…

寝ている犬の画像

6年ぐらい前、ソファーの上で寝ていたワンコが急に激しく吠えながら暴れてソファーから転落して、その拍子に吐いたものを気管につまらせて窒息状態になっちゃいました。

慌てて背中を叩くまくってなんとか器官につまっているものを吐き出させたのですが、その後も痙攣を起こしたようにガタガタ震えていてまったく動けない様子でした。

でも5分ぐらい経ったら、急にいつものゴキゲンなワンコに戻って、何事もなかったかのようにしっぽを振りながらるんるんと部屋中を歩き回っていました。

なんだか変な感じだったけど、そのときは寝ているときに怖い夢でも見て飛び起きてソファーから落ちただけかな…と思っていました。

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その後も同じような発作が

犬が走り回るイラスト

その1年後ぐらいに、またそれまで普通に眠っていたワンコが急に飛び起きて狂ったようにワンワン吠えながら部屋中を走り回って(壁にぶつかりまくりながら…)、1、2分ぐらい走りまわったあとは後ろ足がつっているような感じでびっこをひき出して、そのうち体中をぶるぶる痙攣させて動けなくなって、3分ぐらい経ったらまた何事もなかったかのようにケロリとしていました。

この時も、また怖い夢でも見たのかな…と思っていたのですが、その半年後ぐらいにもまた同じようなことがありました。

このときは痙攣がかなりひどくて、長いあいだ体を硬直させたままぶるぶる震えていたので、このまま死んじゃうんじゃないかと思って心配しまくっちゃいました(T△T)

でも、発作が治まると嘘のようにケロリ。

さすがにこれは何か変だなと思ってネットで調べたら、てんかんの症状とまったく同じでした(@_@)

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犬のてんかんはそんなに怖い病気ではない

ペット保険 動物病院のイメージ画像

犬のてんかんは進行性でどんどん発作を起こす頻度が高くなっていくというようなことがネットに書いてあったのですごく心配していたのですが、ここ3年ぐらいは発作を起こしているのを見たことがなりません。(1匹でお留守番をしているときに発作を起こしているのかもしれませんが…)

犬のてんかんは犬の寿命を縮めるような病気ではなく、3ヵ月の間に2回以上の頻度で発作を起こすようにならない限りは無治療でいいそうです。

愛犬が急に気が狂ったように吠えながら走り回ったり体を硬直させてガタガタ震えだしたらすごくビックリしちゃいますが、そんなに怖い病気ではないのであんまり心配しなくていいようです。

ただ、走り回ったり暴れたりしているとき、高いところ転落したり物にぶつかったりして怪我をする恐れがあるので、てんかん持ちの犬がいる部屋は日頃からできるだけ障害物などを置かないようにして、いつ発作が起きて走り回っても安全なようにしておいてあげたほうがいいと思います。

あと、痙攣を起こしているようなときは、心配のあまり体を揺さぶったりしてしまいがちですが、てんかんの発作の最中に脳に振動を与えるのはよくないそうなので、何もせずにそのままそっとしておいてあげたほうがいいようです。

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