ヤマブキ(山吹)の花言葉・名前の由来・別名・誕生花・ヤエヤマブキ(八重山吹)の花の写真の紹介です。
ヤエヤマブキ(八重山吹)
ワンコの散歩で出会ったお花☆ヤエヤマブキ(八重山吹)
ヤエヤマブキの花の写真
ヤエヤマブキ(八重山吹)の花が咲いていました。
ヤエヤマブキは、八重咲きのヤマブキです。
ヤマブキは4月頃から開花しますが、ヤエヤマブキはそれよりも少し遅く、4月中旬頃から開花します。
ヤエヤマブキは種子ができず、地下茎を伸ばして広がります。
ヤマブキは葉が揃ってから花を咲かせるため「待ちかねる」という花言葉がついています。
ヤマブキの基本情報
科名: バラ科
原産地: 日本、中国
開花時期: 4月~5月
花色:黄色
山吹の里伝説
室町時代の武将の太田道灌は、にわか雨に遭遇し、農家で蓑(みの)を借りようとしましたが、出てきた娘は無言のまま一枝のヤマブキうを差し出しました。
道灌は怒ってその場を立ち去りましたが、後に家臣から、『後拾遺和歌集』の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」の歌に掛けて、貧しくて蓑のひとつさえ持てないかなしさを山吹の枝に託したのだと教えられ、自分の無学を恥じ、その後歌道に精進し、歌人としても名をはせたといわれます。
ヤエヤマブキ(八重山吹)の名前の由来
ヤエヤマブキ(八重山吹)は八重咲きのヤマブキという意味です。
ヤマブキ(山吹)という花名の由来は、細くしなやかな枝が風に揺れる様子から「山振り(やまぶり)」と呼ばれ、それが「ヤマブキ」に変化したという説や、春になると黄色い花で山が埋めつくされることから「山春黄(やまはるき)」と呼ばれ、それが「ヤマブキ」に変化したという説や、山に生えていて花色が蕗(フキ)に似ていることから「ヤマブキ」という名前になったという説などがあります。
ヤマブキの別名
ヤマブキの別名は、面影草(オモカゲグサ)です。
ヤマブキの花言葉
「金運」
「崇高」
「気品」
「待ちかねる」
誕生花
ヤマブキは3月28日、5月4日の誕生花です。
写真の詳細
■この記事の写真に使用したカメラとレンズ。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM