先月に行った種子島旅行のレポートです。
種子島旅行
先月、Tさんにお誘いいただいて、種子島と屋久島に2泊3日で行ってきました。
九州や沖縄は行ったことがあるけど、その周辺の島へ行くのは初めてなので、すごく楽しみで、前日の夜はワクワクドキドキしてほとんど眠れませんでした(*▽*)
当日の集合場所は羽田空港だったのですが、羽田空港駅に行くまでの電車の乗り換えに失敗したり、羽田空港に着いてからも待ち合わせの場所がわからなくて重い荷物を持ってうろうろしたりして、待ち合わせ場所にたどり着くまでにかなりヒットポイントを失っちゃいました…(ノ_-;)ドンクサイナ~
飛行機の搭乗時間まで時間があったので、空港のラウンジでぽけ〜っとしながらお菓子をパリポリ食べてなんとかヒットポイント回復☆
無事に飛行機に乗って、鹿児島空港へ移動しました。
羽田空港から鹿児島空港までの所要時間は1時間50分。
鹿児島から種子島へのアクセス方法は、高速船、フェリー、飛行機の3通りあるのですが、今回は飛行機を利用しました。
飛行機だと鹿児島空港から30分で種子島に到着します。
高速船は1時間半、フェリーは3時間半かかるのと、鹿児島空港から港までの移動時間も1時間ぐらいかかるので、飛行機で鹿児島に行った場合は、そのまま種子島行きの飛行機に乗り換えるのが一番早くて便利です。
ただし、フェリーや高速船に比べると飛行機は料金が高いです。
フェリーや高速船だと海の景観が楽しめて船旅の気分が味わえるので、時間に余裕がある場合は、フェリーや高速船でのんびり行くのもよさそうです。
鹿児島空港
乗り継ぎに少し時間があったので、鹿児島空港内のロイヤルコーヒーショップで軽くサラダと紅茶をいただきました。
サラダのドレッシングがすごく美味しかったです☆
種子島行きの飛行機の中は、観光客という感じの人はあまりいなくて、アウトドア派な感じの男性の1人客がほとんどでした。
アウトドア派の男性が1人で種子島に行く目的は…ダイビングか、カヤックか、釣りか、サーフィンかな?
とにかく、12月の上旬という中途半端な時期に観光旅行をする人ってあまりいないようです。
種子島いわさきホテル
種子島の空港に着いたときには夕方の6時頃で、もう日は落ちて真っ暗でした。
空港からホテル(種子島いわさきホテル)までは車で30分ぐらいだったのですが、そこまでの道のりはお店もほとんどない真っ暗な道で、車で30分走っている間に遭遇した車はバス(乗客はほとんど乗っていない)が1台のみ、歩行者はなんと0人。
まだ夕方の6時台なのに、人っ子一人いないとは…(@_@)
ホテルの近辺まで行っても、やはり車も走っていなければ人も歩いていなくて、こんなところに本当にホテルがあるの??と思っていたら、暗闇の中にいきなりド派手なピンク色のホテルが出現。
すごく大きくて立派なホテルだったのですが、ホテルの前の広々とした駐車場に車はほとんど駐まっていませんでした。
こんなに寂れているけど大丈夫なのかな…と、ちょっと心配になっちゃいました。
が、すぐにホテルの中から従業員さんが出てきてテキパキと荷物を運んでくれて、フロント対応もしっかりしていて、館内もすごく綺麗で、予想以上にいい感じのホテルでした。
ロビーは吹き抜けで広々としています。
レンタル自転車もあります。
ホテルの館内にお客さんがいる気配はまったくなくて、フロントから客室に行くまでに見かけたのは従業員さんだけでした…(・・;)
客室
お部屋もとても綺麗です。
ホテルの開業は1990年なのでそれほど新しくはないのですが、2008年に一旦休業して、2017年にリニューアルして営業を再開したということなので、内装や家具などは2年前にすべて新しくなったようです。
夕食
種子島いわさきホテルから歩いていける範囲内に飲食店はなさそうだったので、お食事はホテル内のレストランを利用しました。
ホテル内のレストランは「ティアラ」というメインダイニングだけです。
ホテルにチェックインしたあと、館内を歩いても他のお客さんをまったく見かけなかったのですが、夜の7時頃に夕食を摂るためにティアラに行った際に、初めて1組のお客さんと遭遇しました。
やっとお客さんに遭遇できてちょっと嬉しい気持ちになりました(≧∇≦)ナカマ ハッケン
すごく広いレストランだったのですが、お客は2組だけ。
それなのに、厨房の中には数名のコックさんがピシッとしたコック帽をかぶって待機していました。
お客の人数よりもにコックさんの人数のほうが多かったです(^^;)
窓の外はライトアップされたプールで、その向こうは夜だから見えないけど、絶景の海岸だと思われます。
そんな広々とした素敵な空間をたった2組で占領できるなんて、もうそれだけですごく贅沢な気分になっちゃいます。
旅行客が少ないシーズンにしか味わえない特別な贅沢です(・∀・)
お料理はコース料理もあったのですが、アラカルトで食べたいものを選びました。
アラカルトメニューは和食も洋食もあってすごく豊富で、パスタや鯛茶漬けのような軽食からステーキや天ぷらやお刺身などのしっかりしたものもありました。
薩摩牛のステーキなどの洋食メニューもゴージャスな感じで魅力的だったのですが、せっかく海に囲まれた島に来たのだから魚介を食べなきゃ、というわけで、魚介料理をメインにした和食にすることにしました。
■イカのソテー
バター醤油の味がたまりません☆
イカもプリッとしていて、すごく美味しかったです。
種子島はイカがよく獲れるそうです。
■魚の煮付け
魚の煮付けは日によって魚の種類が変わるようで、この日はホタの煮付けでした。
ホタ(アオダイ)は地元で獲れるお魚なんだそうです。
ホタは関東や関西のスーパーでは見かけたことがないお魚です。
名前すら知りませんでした。
捕獲量が少ないので高級魚とされているようです。
あっさりとした白身魚で、もっちりとした食感がすごくいい感じでした。
一緒に煮付けてあるお野菜も美味しかったです。
細長い長ネギのようなものは、種子島の特産物のニガダケというタケノコです。
素材ももちろんいいのですが、味付けも盛り付けもナイスです☆
■味噌汁
やさいたっぷりの味噌汁です。
これも美味しい味付けでした。
■ごはん
これも、すごくおいしいご飯でした。
■漬物
というわけで、どのお料理もすごく美味しかったです。
コース料理はあまり特産物を使っていない一般的なメニューが多いようですが、アラカルトだと地元ならではというようなメニューが選べるので、地元のものを食べたい場合はアラカルトのほうがよさそうです。
ただし、アラカルトメニューがあるのは、繁忙期以外の土日だけのようで、平日や繁忙期はコース料理だけのようです。
客室からの景観
到着したときは夜だったのでわからなかったのですが、朝起きて窓の外を見ると一面にきれいな海と空が広がっていました。
この景色を見ているだけでも、来てよかった〜と思っちゃいます。
このホテルの前の海岸(竹崎海岸)は波が荒いので遊泳はできないそうですが、サーファーに人気のスポットで、12月でもうかなり寒かったのに、大勢のサーファーがサーフィンを楽しんでいました。
朝食
朝食は、前日の夕食と同じくホテル内のレストランの「ティアラ」でいただきました。
前日の夕食時には、お客は2組だけでしたが、朝食の時は4〜5組のお客さんがいました。
朝食は洋食のセットメニューしかないのですが、何種類かから選べます。
エッグベネディクトにしてみました。
サラダ
フルーツ
ヨーグルト
ヨーグルトのイチゴソース
レストランの窓からプールと海が見えます。
南国の島に来た〜という感じがする景観です。
竹崎海岸
朝食のあとは、ホテルの前の竹崎海岸を散歩しました。
海岸から見た種子島いわさきホテルの外観
ホテルの外観はド派手なピンク色です。
ハワイのロイヤルハワイアンホテルにインスパイアされたのでしょうか?
以前は普通の色だったようですが、宿泊客の減少のため9年間休業して、2年前に営業を再開した際にいきなりピンク色の変身したそうです。
そんな思い切ったイメチェンからも、営業再開に際しての気合の入れようが窺い知れます。
竹崎海岸には象のような形をした岩があります。
「象の水飲み岩」と呼ばれている、波の浸食によってできた奇岩です。
象の胴体の後ろの辺りです
象の水飲み岩の辺りから見た種子島いわさきホテル
ピンク色だと遠くから見てもインパクトがあります。
竹崎海岸
海面に浮かぶ黒い小さなポツポツは、サーフィンをしている人たちです。
ランチ
ホテルをチェックアウトして、ホテルのすぐ近くにある種子島宇宙センターを観光したあと、再びホテルの戻ってきて、ホテル内のレストランのティアラでランチをいただきました。
店内には、他にお客さんは誰もいなくて、今回は完全に貸切状態です(@_@)
ランチメニューはカレーやパスタなど、気軽なメニューがありました。
繁忙期のランチはビュッフェ形式になる日もあるようです。
豚肉うどんにしてみました。
関西人はどうしても、うどんに惹かれちゃいます(^^;)
鶏肉か牛肉か鴨肉が入ったうどんはよく食べますが、豚肉が入ったうどんは初めてです。
すごく美味しかったので、家でも作ってみようと思います。
Tさんが注文したシーフードパスタも美味しそうです。
広い店内は貸切状態で、しかもレストランの窓の外には美しい海と空が広がっていて、最高に贅沢な気分です。
朝食のときよりも雲が増えています。
やや曇っていますが素敵な眺めです。
■種子島いわさきホテルの詳細
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温泉「赤尾木の湯」
昼食のあとは、西之表港の近くにある温泉「赤尾木の湯」に立ち寄りました。
赤尾木の湯は種子島初の源泉掛け流し温泉なんだそうです。
じつはこの日は朝から花粉症のような症状が出ていて、目がしょぼしょぼして頭痛もしてちょっと辛かったのですが、なんと!! 温泉に入った途端、すっきりと治っちゃいました。
温泉の威力はやっぱりすごいですね(*〇o〇*)
温泉は写真を撮れなかったので、オフィシャルの写真をお借りしました。
赤尾木の湯の外観
赤尾木の湯の大浴場
露天風呂
こじんまりとしていますが、露天風呂もあります。
サウナ
それほど大きな施設ではないのですが、1年ぐらい前にできたばかりなのでとても新しくて綺麗です。
源泉掛け流しなので塩素の臭いもしないし、とろっとしたすごく泉質のいいお湯で、いつまでも入っていたいと思えるような温泉でした。
西之表港のすぐ近くなので、船を利用する際にちょこっと立ち寄るのに便利です。
赤尾木の湯は日帰りでも利用できますが、「種子島あらきホテル」に併設されている温泉なので宿泊もできます。
立地が港のすぐそばなので、種子島に船でアクセスする場合はとても便利なホテルです。
■種子島あらきホテルの詳細
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お土産は安納芋
種子島のお土産は、安納芋を買いました。
お土産物売り場ではなく、普通の八百屋さんで買ったら、びっくりするぐらい安かったです☆
次の記事は、午前中に行った種子島宇宙センターのレポートです。
⇒種子島宇宙センターの見学ツアーのレポート