ワスレナグサ(勿忘草・忘れな草)の花の写真・花言葉・名前の由来・別名・誕生花・ワスレナグサにまつわる伝説の紹介です。
ワスレナグサ(勿忘草・忘れな草)
ワンコの散歩で出会ったお花☆ワスレナグサ(勿忘草・忘れな草)
ワスレナグサの花の写真
ワスレナグサの花が咲いていました★
ドイツでは、この花を身に付けると恋人は自分のことを忘れないと言い伝えがあります。
また、フランスでは古くから友情のシンボルとされており、友情の証として友人へ送る花として選ばれます。
ヨーロッパでは、この属の種は喘息や慢性気管支炎などの呼吸器疾患に効果があるとされ、民間療法でシロップ薬や鎮咳去痰薬などの薬として用いられることがあるそうです。
ワスレナグサはアラスカの州花です。
ワスレナグサの基本情報
科名:ムラサキ科
原産地:ヨーロッパ
開花時期:3月-6月
花色:青、紫、ピンク、白、黄
ワスレナグサにまつわる伝説
騎士ルドルフは、恋人のベルタとドナウ川のほとりを散策しているとき岸辺に咲く青い花を見つけ、ベルタにその花を贈るために岸を降りようとして足を滑らせ川に落ちてしまいます。川の流れに飲まれそうになったルドルフは花をベルタに向かって投げ、「私を忘れないで(Vergiss-mein-nicht)」と叫んで水中に没しました。残されたベルタは生涯その花を身につけ、その花はルドルフが最期に残した言葉「私を忘れないで(Vergiss-mein-nicht)」と呼ばれるようになったということです。
ワスレナグサ(勿忘草・忘れな草)の名前の由来
ワスレナグサ(勿忘草)という名前は、騎士ルドルフの伝説に由来します。
属名のミオソティスは「ハツカネズミの耳」の意味で葉のかたちに由来します。英語ではフォーゲット・ミー・ノット(forget me not)と呼び、ある悲しい伝説(※別記)にちなみます。ワスレナグサもこの伝説に由来します。
ワスレナグサの別名
ワスレナグサの別名はミオソティス(myosotis)です。
ミオソティス(myosotis)はワスレナグサの属名で、ギリシア語の「mys(ハツカネズミ)」と「ous(耳)」を語源で、葉の形がハツカネズミの耳に似ていることに由来します。
ワスレナグサのドイツ名は「vergissmeinnicht(私を忘れないで)」、英名はドイツ名を直訳された「forget-me-not」です。
ワスレナグサの花言葉
「私を忘れないで」
「真実の愛」
「誠の愛」
「真実の友情」
「思い出」
「友情」
紫色のワスレナグサの花言葉
「真実の愛」「私を忘れないで」「真実の恋」「真実の友情」
白いワスレナグサの花言葉
「私を忘れないで」「真実の愛」
青いワスレナグサの花言葉
「私を忘れないで」「真実の愛」「誠の愛」
誕生花(ワスレナグサ)
ワスレナグサは、2/7、2/29、3/15、4/5(青)、4/15(白)の誕生花です。
写真の詳細
この記事のワスレナグサの花の写真は下記のカメラとレンズを使用して撮影しました。
【カメラ】Canon EOS 80D
【レンズ】EF100mm F2.8L マクロ IS USM